秋田ファイブワン工業株式会社

考える技術集団TECHNOLOGY GROUP TO THINK

秋田ファイブワン工業はメンズ、レディースの高級ジャケット・コートを主力に、
日本を代表するトップブランド品を製造しています。
総毛芯加工からカジュアルなドンデン加工まで幅広く対応できる縫製工場です。
私たちは知識集約型産業、つまり「考える技術集団」を目指しています。

スポーツに例えると、ある程度までは鍛え方で強くなるが、優勝できないケースが多々あります。
それは最終的に選手たちのモチベーションが影響してくるからだと思います。
言われてやるのではなく、自ら進んでやるという意識が結果を生み出すものです。
同じように私たちの工場も自ら考えて仕事をすれば失敗が減り、完成度が高まります。

例えば技術担当が作成したパターンをサンプル班が受け取り1着先上げし、
それに基づいて現場リーダーが作業配分し生産を進めますが、それぞれがパーフェクトではないはずです。
どこかに何かしらのミスがある可能性もあります。だから前工程の仕事を待つ姿勢ではなく、
「これで良いのだろうか」「こう変えたらどうだろうか」と常に前向きに考えることが
製品の完成度を高める大切なポイントであると考えます。

事業紹介ABOUT US

事業内容

メンズ、レディースの毛芯加工の高級ジャケットから、軽いドンデン仕様のカジュアルなジャケットまで幅広く対応できます。
常に改善・工夫する多能工が生み出す最高品質が自信であり、当社の強みです。

品質に関する基本理念

秋田ファイブワン工業の5つの自信と誇り

当社は、創業以来45年間培った伝統技術や知識に加え、流行や新しいデザインに対応するべく先進技術にも
積極的にチャレンジし、高感度で高品質な洋服づくりに努めています。
洋服づくりには奥深いものがあり、技術だけではなく、異なる素材の特性を活かして扱う「感性」と「経験」も
必要になります。最も大切な事は、“着る人に感謝の気持ちと真心を込めてつくる”という事です。
こうして完成した製品こそが「本当に良いと認められる洋服」と私たちは考えます。
そんな気持ちを込めて作ったファイブワン製品を世の中に送り出すことに、私たちは喜びと自信と誇りを持っています。

工場・設備FACTORY & FACILITY

工場・設備のご紹介

秋田県の中心部、秋田市八橋に工場を構えております。
天井を高くし開放感ある作業空間づくりや、足腰の負担を抑えるよう
床暖房を備えたフローリングを使用するなど、働きやすい職場環境を整えています。
CAD4基、CAM2式、ミシン180台、各種アイロン50台など、
豊富な設備を用いて高品質なものづくりを行っています。

ファイブワン品質を支える
人と技術と設備
ご紹介動画

企業情報COMPANY

ご挨拶


取締役会長佐賀 善美


代表取締役社長大越 均

弊社は昭和48年、秋田県の誘致企業として秋田市に創業いたしました。主にメンズ・レディースのスーツ、ジャケット、コート、カジュアル等を製造する繊維製品加工販売会社です。
昨今は市場のグローバル化に伴い、あらゆる製造業がコスト削減のため、海外生産に移行しつつあります。特にアパレル業界は労働集約型の産業で、中国・ベトナム・インド等に生産をシフトしており、国内の縫製工場は激減し、生き残りが厳しい状況にあります。
弊社はそのような厳しい環境の中でも小ロット、多品種の高品質ブランド品を主に製造しており、取引先もメーカーからSPA型の小売店まで多岐に及んでおります。
『ヒューマン・ファクトリー』の企業理念を掲げ、働きやすい自己啓発型の工場を目指しており、更には『一人のお客様を大切に!』をモットーに真心を込めたものづくりを進めております。
また、MADE IN JAPANにこだわり続けて、高い技術とクオリティーを守るために社員の多能工育成を徹底して進めており、2015年には日本ファッション産業協議会が定める純正国産表示制度「J∞QUALITY」縫製認証企業に認証されました。
単なる物作りに妥協せず、多くのお客様に喜ばれる製品を提供し続ける、そういう会社であり続けたい。それには全社員が会社の理念を共有し、労働集約型から知識集約型へ成長してゆき、心から楽しんでものづくりをできるようになりたい。それがお客様から、真に喜ばれる会社になれると思うからです。

秋田ファイブワン工業株式会社
取締役会長佐賀 善美
代表取締役社長大越 均

企業理念

  • ヒューマンファクトリー 働きやすい自己啓発型工場を追及していく。
  • 一人のお客様を大切に 真心込めた製品づくりに徹底する。

企業概要

名称
秋田ファイブワン工業株式会社
所在地
〒010-0975
秋田県秋田市八橋字下八橋191-29
資本金
8,000万円
創業
昭和48年2月
業務内容
紳士服、婦人服の製造加工。
(メンズ50%・レディース50%)
スーツ、ジャケット、コート、
カジュアル、スカート、パンツ等
人員
100名
取引銀行
秋田銀行、商工中金、日本政策投資銀行
取引先
伊藤忠モードパル株式会社、三井物産アイ・ファッション株式会社、三菱商事ファッション株式会社、株式会社ユナイテッドアローズ、株式会社パパス、株式会社A-net、株式会社ヨウジヤマモト、株式会社ミナ、株式会社アタッチメント、クラシコ株式会社、他
主な設備
ボイラーIHIK-500M(2基)、シュランク機(1台)、接着機(4台)、裁断設備一式、CAD(4機)、CAM(2式)、特殊ミシン及び本縫ミシン(180台)、バキューム付各種アイロン(50台)、仕上げ及び中間プレス機(25台)、他

沿革

昭和48年02月
秋田県誘致企業として創業
紳士服製造部門をスタート
昭和50年02月
秋田ファイブワン工業株式会社設立
昭和55年04月
婦人服製造部門を設置
昭和58年06月
カジュアル部門、外注部門を設置
平成07年10月
CAD/CAMシステム導入
平成12年10月
新社屋竣工
平成18年07月
CAD/CAMシステム再編
平成23年06月
5ライン編成導入、工程内空調設備導入
平成23年10月
人材育成事業「プロジェクト5」推進
平成25年06月
平成24年度ものづくり中小企業試作開発等支援事業採択
平成25年12月
「県政の進展に寄与」(秋田県表彰)、創業40周年記念式典挙行
平成26年05月
平成25年度中小企業ものづくり・商業・サービス革新事業採択
平成27年04月
J∞QUALITYに認定(※1)
平成27年07月
平成26年度ものづくり・商業・サービス革新事業採択
平成28年04月
平成27年度革新的ものづくり・商業・サービス開発支援事業採択
平成28年12月
平成27年度中小企業等の省エネ・生産性革命投資促進事業採択
平成30年01月
経営力向上計画申請・認定(東北経済産業局)
平成30年04月
平成29年度ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業採択
平成30年07月
先端設備等導入計画申請・認定(秋田市)
平成30年10月
女性が働きやすい職場環境整備事業採択(秋田県)
平成30年11月
「元気な子どものまちづくり認定企業」
優良企業表彰:最優秀賞受賞(秋田市)、秋田市「なでしこ環境整備事業」採択
平成31年02月
「地域未来牽引企業」に経済産業省より選定(※2)
令和元年06月
平成30年度ものづくり・商業・サービス経営力向上支援事業採択
令和元年08月
佐賀会長が「秋田県工業功労者表彰」を秋田県から受賞
令和元年11月
「脱少子化ウェーブを巻き起こす行動県民会議」から会長表彰(秋田県)
秋田労働局長が令和元年度の「ベストプラティクス企業」に選定(秋田県内から毎年1社選定)
佐賀会長が中小企業振興と業界発展への尽力で「中小企業庁長官表彰」(全国中小企業団体中央会)
令和2年02月
社員教育ならびに福利厚生面充実の一環として「研修センター」竣工
令和2年09月
「地域経済発展と雇用の維持拡大に貢献」感謝状 (秋田市)
令和2年10月
「秋田県女性活躍推進企業」表彰 (秋田県)
令和3年10月
「あきた中小企業みらい応援ファンド」産学連携共同研究開発事業実施(秋田県)
令和4年12月
「次代を担う繊維産業企業100選」選定(経済産業省)
令和5年2月
東京支店設置(東京都千代田区神田錦町1丁目14番地11)
令和5年9月
「秋田県ものづくり革新総合支援事業(省エネ型)実施(秋田県)
「秋田県誘致企業永年立地」表彰(秋田県)

※1 J∞QUALITY

生産工程から企画販売まですべてを日本で行い、ものづくりへの情熱やこだわりがある商品にのみ与えられる統一ブランド。

※2 地域未来牽引企業

地域経済への影響力が大きく、成長が見込まれるとともに、地域経済のバリューチェーンの要を担っており、地域経済牽引事業の中心的な担い手候補であるとして、経済産業省が選定した企業。